救助訓練に投入された消防ヘリとドローン(資料写真)=(聯合ニュース)
救助訓練に投入された消防ヘリとドローン(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市の消防災難(災害)本部は19日、ドローン(小型無人機)を事故現場に投入した2016年からの6年間に、救助活動などでドローンを計1680回活用したと明らかにした。

 事故現場への出動が775回、訓練などが699回、山岳の巡察が206回だった。事故現場への出動は16年の27回から昨年は294回と10倍以上増加した。

 同本部は現在、40機の消防ドローンを運用している。18年には消防ドローンの専門家を育成するため、ドローンシミュレーション訓練場を設置した。同本部の消防士のうち105人がドローン運用資格を取得している。

 同本部の崔泰榮(チェ・テヨン)本部長は「各事故現場で効果的な人命救助作戦を展開するため、消防ドローンの効用を高めている」と述べた。


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