ドイツの昨年におけるGDP成長率は2.7%を記録した(画像提供:wowkorea)
ドイツの昨年におけるGDP成長率は2.7%を記録した(画像提供:wowkorea)
ドイツの昨年における国内総生産(GDP)成長率は2.7%を記録した。このうち0.5%は米ファイザー社と共に世界初の新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発したバイオンテック社の効果であると分析された。

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ドイツ統計庁は「ドイツの昨年のGDPが2.7%成長した」と今月14日に発表した。新型コロナが初めて猛威をふるった2020年のドイツのGDPは4.6%のマイナス成長であったため、まだドイツのGDPは新型コロナ前の水準まで回復していない状態である。

ドイツの主要な経済研究所は「昨年における経済成長率のうち0.5%は、新型コロナワクチンを世界で初めて開発したバイオンテック社の効果によるものだ」と推算した。

ドイツマクロ経済・景気研究所(IMK)の学術部門長はARD(ドイツ公共放送連盟)に「バイオンテック社の効果であることは明確だ」と語った。

ドイツのシンクタンク“キール世界経済研究所(IfW)”の景気分析部門長も「昨年の年間GDPに、新型コロナワクチン開発社のライセンス収入が計上されたが、これはドイツのGDPの0.5%に該当するものと推算される」と語った。

ドイツ統計庁は「バイオンテックの効果は明確であるが、正確な規模については明らかにできない」という立場である。

IMKの学術部門長は「特定のドイツ企業が、ドイツの経済成長にこのように強力に貢献した事例は記憶にない」とし「しかもバイオンテックは海外から相対的に買い入れる原料も少なく、ほとんど純粋に国内で価値創出が成されているため、経済成長に直接作用している」と語った。

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