16日、ソウル市によると、同日午前0時基準でソウル地域の新型コロナウイルス新規感染者数は925人と集計された。これは前日(911人)より14人が増加し、1週間前(962人)より37人減った水準である。
ソウルの1日の感染者数は昨年11月から始まったウィズコロナ(段階的な日常回復)体制以降、急激に増加した。特に先月14日と15日にはそれぞれ3166人、3056人と3000人を超え、過去最多を更新したが、その後は減少傾向を見せている。
今月に入っては2日と3日に900人台の感染者数を記録した。その後、4日に再び1410人台に増え、1208→1037→993→963→781→755→1091→977→937→911→925人と1000人前後の新規感染者が発生している。
この日の主要集団感染事例は、マポ(麻浦)区での学院関連21人、ソデムン(西大門)区での療養病院関連12人、クァナク(冠岳)区での学院関連12人、カンナム(江南)区での職場関連3人などである。感染経路が分からない調査中の事例は335人である。
ソウル市は今月末あるいは来月初めに感染伝播の速いオミクロン株が優勢種になる可能性が高いだけに、さらにワクチン接種を急がなければならないと勧告した。
また、ソウル市は在宅治療者の円滑な対面診療のため、新型コロナウイルス外来診療センターを従来の6か所から13か所に拡大し運営すると明らかにした。
外来診療センターは在宅治療者が管理医療機関で対面診療の必要性が認められた場合、外来診療センターを予約すれば利用できる。また、在宅治療者が外来診療センターに直接電話して予約することも可能である。
一方、新型コロナウイルスによる死亡者は新たに11人が追加で把握され、累積2044人と集計された。同日午前0時基準でソウルの累積感染者数は24万1784人、隔離治療中の患者は4万2215人となった。
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