16日午前、行方不明者家族対策委員会代表のアンさん(45)は「明日までに追加で行方不明者が見つからなければ捜索は長期化する可能性がある」とし「2~3週間、長ければ数か月かかるかもしれない」と言った。
同時にアンさんは「絶望的な状況になりつつある」とし「私たちの願いは生死だけでも確認し、どの地点にいるのか知りたいだけだ」と吐露した。
アンさんは、行方不明者の捜索が長期化することに備え、行方不明者の家族が共同で対応できるように、「行方不明者家族協議グループ」など組織を設ける予定だと明らかにした。アン氏は「協議グループを作り共同対応をする予定で、あとは現実を打開できる方法を模索することにした」とし「私たちも生業がある」と強調した。
HDC現代産業開発(現産)側に「装備が追加されているようだが、それで怒りが増している」とし「できるかぎりの声をあげなければならないから」と話した。
前日、アン氏は、「装備が整っていればスピードアップするのではないか。人が100人投入されるのと、装備1台が入るのとでは作業に大きな差がある」とし「現産側で装備をもっと多く投入するべきだ」と訴えた。
この日、現産側は移動式クレーンを追加投入した。ミン・ソンウHDC現代産業開発安全経営室長は「当初、計画になかった1200t級のクレーンを更に1台追加する予定」とし「2号機タワーを利用して作業すれば安全だという関係機関の意見があった」と説明した。
11日午後3時47分ごろ、光州の西区華亭洞現代アイパーク新築工事現場の39階屋上からコンクリート打ち込み作業をしていたところ、23階から38階までの外壁と構造物が崩れた。この事故で当時作業中だった6人が行方不明となったが、6人中1人が遺体で発見された。現在残り5人の捜索が進められている。
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