チョ潤明(チョ・ユンミョン)院長によると、公開される記録物の目録は1945年から1979年までに作られた非公開記録物697万件の一部で、残りは年内に追加公開する計画だ。ただ、公開するのは目録だけで、記録物の内容は公開しないという。また、目録に個人情報などが入っていればその部分は削除される。近現代史の研究者や記録物の関係者らが目録を見てその内容の公開を申請する場合、関連法規に基づき審査し、申請者に部分的に公開するかどうかを決定すると説明している。
公開される記録物には各種の行政機関の監査記録をはじめ、東ベルリン事件や第5代副大統領選に関する不正事件など韓国の現代史にかかわる重要な判決物・事件記録、ベトナム戦争関連記録、軍事停戦委員会本会議の会議録などが含まれる。
国家記録院は、これまで記録の存在自体の確認が難しかったものも、目録公開により記録物の所在情報の把握が可能になり、国民の知る権利が拡大すると話している。
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