13日(現地時間)、ガーディアン紙によると、英カーディフ大学は男女ともにマスクをつけた顔がより魅力的に見えるという研究結果を明らかにした。顔の下の部分を隠した時、好感度が上がるというのだ。特に、使い捨て医療用マスクで顔を隠した男性が最も高い評価を受けたことが分かった。
カーディフ大学の研究は昨年2回行われた。英国人がマスクの着用に慣れていた2021年2月、研究グループは女性を対象に最初の実験を行った。女性43人にマスクを着用していない顔、布マスクを着用した顔、青色の医療用マスクを着用した顔など男性のイメージを示し、それぞれの魅力度を1~10点で表わすように指示した。
研究に参加した女性らは、マスクをつけた顔がより魅力的に感じられるとした。特に、医療用マスクをつけた顔のイメージに最も高い点数をつけた。男性参加者らを対象に行った2度目の研究でも、同様の結果となった。
カーディフ大学のマイケル・ルイス博士は「医療用マスクを着用した時、最も魅力的に見える理由は、私たちが青色マスクをつけた医療陣の姿に慣れているためだ」と述べた。
彼は「われわれがリスクを感じる時期に医療用マスクを着用すれば、安心感を感じるようになる」と説明した。コロナ大流行でマスク着用が日常化し、マスクに対する拒否感が減ったものと解釈される。
ルイス博士は「パンデミックがマスク着用に関する私たちの心理を変化させた」とし「もうマスクを着用した人を病気だとか避けなければならないとは考えない」と述べた。
マスクの着用が魅力的に見えるもう一つの理由については「(視線が)目に集中するため」と語った。ルイス博士によると、顔の半分や右側を覆うことも魅力的に見える。脳で隠れている顔の半分をイメージしながら、全体の顔を過大評価するためだ。
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