キム・チャンリョン(金昌龍)韓国警察庁長は14日午前、警察庁で開催された「全国警察指揮部テレビ会議」でこのように述べた。
今回の会議は、最近ピョンテク(平沢)市の冷凍倉庫で発生した火災事故とクァンジュ(光州)市のマンション新築工事現場で発生した崩壊事故などにより、安全事故に対する国民的懸念が高まっていることを受け、警察の安全事故予防および対応体系を全般的に点検し、公職紀綱を確立するために準備された。会議には、△警察庁指揮部、△市・道警察庁・付属機関長、△警察署長ら約350人が参加した。
金庁長は、「火災現場で殉職した消防官の冥福と、マンション崩壊事故と関連した行方不明者の無事な帰還を切に願う」とし、「平沢の火災事故と光州の崩壊事故と関連し、迅速で厳正な捜査により真相を究明する一方、重大災害処罰法の施行に備え安全事故の捜査力も高めるべき」と指示した。
また、「安全事故のサインを事前にとらえ大きな被害を防ぐことは、警察固有の業務の1つ」と強調した上で、「常に問題意識を持って生活周辺の事故要因を発掘・除去する活動を日常化し、大型事故が発生した際には交通規制、住民退避などマニュアルに基づく現場措置により人命被害を最小化しなければならない」と付け加えた。
また、金庁長は人命被害をもたらす大型事故はすべて事前に予防することのできた小さな危険から始まるという点を肝に銘じ、警戒心を持って基本業務と事故予防活動に万全を期すことを求めた。
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