ドイツや日本で連日、新型コロナの新規感染者数が最多値を記録し、ワクチン接種の義務化が説得力を得始めている。
13日(きょう)、ドイツのロベルト・コッホ研究所の集計によると、この24時間でドイツ国内の新型コロナの新規感染者は合計8万1417人と、史上最多数を記録した。1日当たりの死亡者も316人に達した。この1週間のドイツの人口10万人当たりの新型コロナの新規感染者数は427.7人に増加した。
日本も新型コロナの新規感染者数の増加の勢いが尋常ではない。共同通信によると13日、新規感染者数は合計1万8674人で、昨年9月1日の緊急事態宣言発令後、約4か月ぶりに新規感染者数が最多を記録した。特に、1万人台の1日当たりの新規感染者数は前日の1万3224人に続き2度目だ。
日本国内では新規感染者の爆発的な発生は伝染性の強いオミクロン株拡散によるものだと分析している。
オミクロン株による新規感染者が増加したことで、各国政府は新型コロナワクチン接種の義務化を強調している。ドイツのオーラフ・ショルツ首相は「ワクチン接種の義務化が必要だと思う。18歳以上のすべての成人を対象に新型コロナワクチン接種を義務化しなければならない」とし、連邦下院に対策準備を促した。ショルツ首相は昨年11月にもワクチン接種の義務化の必要性を提起している。
ドイツ内の新型コロナワクチンの1次接種者は6223万人(74.8%)で、2次接種者は6014万人(72.3%)、3次接種者は3748万人(45.1%)だ。
日本政府もワクチンの3次接種時期を繰り上げる方針だ。岸田文雄首相は「外国人の新規入国を原則的に禁止する現在の対策を2月末まで維持する」とし、「ワクチンの3次接種時期を繰り上げて、大規模接種会場を再設置する」と明らかにした。
日本のワクチン3次接種を終えた人の割合は全体人口の0.8%に止まっているという。
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