「午後9時頃に解体用クレーン搬入...残骸排除に最大限集中」=韓国(画像提供:wowkorea)
「午後9時頃に解体用クレーン搬入...残骸排除に最大限集中」=韓国(画像提供:wowkorea)
事故から3日目を迎えた韓国クァンジュ(光州)現代産業建設の「ファジョン(花亭)アイパーク」工事現場では、依然として救助のための作業が進められている。この日午前、行方不明者1人が発見されたため、災難安全対策本部などは重装備を活用して最大限残存物を除去し、タワークレーン搬入と本格的な救助隊員進入などのための準備に取りかかる計画だ。

13日午後5時頃に行われたブリーフィングで、ムン・ヒジュン光州西部消防署長は「現場にあまりにも残存物が多く、今も取り除く作業を進めており、行方不明者の家族も先ほど現場の一部を確認した」と明らかにした。同署長は「まだ残滓が多く、隊員たちの進入には限界があるため、装備を動員して持続的に作業が行われるだろう」と付け加えた。

これに伴い、14日の夜中に搬入が予定されている解体用タワークレーンが救助作業のカギになると思われる。現代産業開発の関係者は「今日午後9時頃、解体のための移動式クレーンが搬入される予定だ」とし「明日の午後からクレーンの組立が始まり、現在は擁壁を支える組立作業が始まった」と説明した。

続けて、この関係者は「23階から支えの設置作業が進められる予定だ」とし「今日夜間作業を通じて作業を進めて、道路周辺側の行方不明者を救助するためダンプトラックなどの装備を投入し、現場には無人掘削機などを投入して作業を続けていく」と述べた。

ただし、行方不明者らの事故当時における作業位置の把握について、消防本部と施工者である現代産業建設側による正確な確認が難しかったものと思われる。行方不明者6人の当時の作業位置を問う質問に、消防本部側は「施工者がしなければならないこと」と回答したが、施工者もやはり自分たちによる把握は難しいと回答していた。

一方、消防本部をはじめとする災難安全対策本部はこの日、夜間作業に救助隊員を投入し、作業を続けていくかどうかを決定する計画だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99