百貨店大手のロッテ百貨店は13日、昨年後半から水着の販売が好調に推移していることを明らかにした。新型コロナの感染拡大が始まって以降、2021年上半期まで水着の売上高は前年同期比でマイナスだったが、同年下半期は15%の増加に転じた。特に12月は前年同月のほぼ3倍を記録した。今年に入ってからも、1月11日までの売上高は前年同期の3倍以上の伸びを示している。
ロッテ百貨店によると、もともと冬季の水着販売は東南アジアなどに出掛ける海外旅行客の需要が多かった。今は海外旅行が現実的に困難だが、ホカンスの人気を追い風に水着の販売が伸びていると分析した。
同百貨店のバイヤーは「コロナ前の水準まで回復したわけではないが、ホカンスを楽しむMZ世代(1980~2000年代生まれ)を中心に需要が増え始めている」と話した。ホカンス時期の分散もあり、今年の水着販売は昨年を上回るものと期待感を示した。
昨夏以降、新型コロナワクチンの接種が加速し、屋内プールなど屋内スポーツ施設の運営制限が緩和されたことも好材料となっているようだ。
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