正義党の選挙対策委員会(選対委)は、同日付の公示で「沈候補は、現選挙状況を深刻に受け止めており、この時間をもって全ての日程を中断し、熟考期間に入った」と発表した。
正義党の選対委が指す現選挙状況とは、最近の世論調査の推移を意味するものと思われる。同日発表されたリアルメーター(YTNの依頼)とハンギルリサーチ(クッキーニュースの依頼)の世論調査結果、沈候補は2~3%の支持率を記録した。大統領選が本格化してから該当区間を抜け出せずにいるようだ。
沈候補は、同日午後に行われた韓国記者協会主催の討論会において、低調な支持率について「政権交代と時代の変化を熱望する民心が動いているが、私がその代案を講じても国民に信頼を与えられずにいると考え、沢山悩んでいる」とし、「辛い省察の時間を設けている」と述べた。
選対委の関係者は「今の状況で、日程と選挙運動を継続することは意味がないと判断。全般的に再度国民に伝えるメッセージを準備し、新たな出発を遂げなければいけない基調」とし、「支持率がスタート時点よりも下落している状況であるため、私たちに問題があると判断し、どのようにして再スタートを切るかについて悩む時間が必要である」と語った。ただし、中途で大統領候補を辞退する可能性については「ない」と一線を引いた。
また、他の関係者は「選対委もこの決定を今日知った。激しさを増す選挙戦で、候補本人の考えを大衆に一層良く伝達できる選挙運動や戦略について知恵を振りしぼると思う」とし、「(熟考期間は)長くないと思う。(辞退や候補の交代はなく)完走するだろう」と説明した。
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