韓国のタレント、「滅共」発言の韓国新世界グループ副会長に向けて「SNS中毒、専門家と話して」(画像提供:wowkorea)
韓国のタレント、「滅共」発言の韓国新世界グループ副会長に向けて「SNS中毒、専門家と話して」(画像提供:wowkorea)
韓国のタレント=キム・オジュンが「滅共」発言した新世界グループのチョン・ヨンジン(鄭溶鎮)副会長に向けて「SNS中毒」とし、「専門家と話してみて」と助言した。「滅共」とは共産主義または共産主義者を滅ぼすという意味だ。

 キム・オジュンは12日、ラジオ番組のブリーフィングで「これ以上SNSに(投稿)しないと言っていたのに(北朝鮮が)ミサイル発射したらまた(SNS投稿)した」と述べた。

 彼は「(チョン副会長は)SNS中毒」とし「財閥オーナーも自然人としてはこれに非常に脆弱だということを認め、中毒になったら専門家と話をする必要がある」と述べた。

 続けて「これが本人だけに被害が及ぶのではなく、企業全体に被害が及ぶ」とし「止められない。中毒状態だ」と指摘した。

 これを前に「滅共」論争はチョン副会長が自身のInstagramを通じて、数回「滅共」を言及したため始まった。当初、彼は「滅共」というハッシュタグをつけたが、その後、Instagramが該当の投稿を「ガイドライン違反」として削除した。

 チョン副会長はこれに抗議するため多数の投稿で「滅共」を言及し、去る8日、野党ではユン・ソクヨル(尹錫悦)「国民の力」大統領選候補を皮切りに「滅共」認証リレーが続いた。

 当時、尹候補は公式Instagramを通じて、チョン副会長が最大株主となっている大型スーパーの「Eマート」を訪れ、卵、ネギ、カタクチイワシ、豆を買って、その写真をSNSに投稿。卵(タルギャル)とネギ(パ)はムン・ジェイン(文在寅)大統領の支持者を意味する「タルパ」を意味する。カタクチイワシ(ミョルチ)、マメ(コン)は「滅共」という意味を含んでいる。

 これを受けてチョン副会長は、これ以上「滅共」発言はしないと宣言。しかし、彼は「NOチョン・ヨンジン」ポスターを投稿し、「業務の参考にしてください」と投稿していたが、「誰かが業務の参考にしろと言う」と修正した。

 続く「滅共」論争は、新世界グループと系列会社の株価にも影響を及ぼした。

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