11日(現地時間)ロイター通信・ブルームバーグ通信によると、北京五輪の開幕を控えた中国で中国民用航空局(CAAC)は、少なくとも6つの航空社による米国発中国行きの航空便の日程を取り消した。
CAACが取り消した米国~中国路線は計60便で、このうち22便はデルタ・ユナイテッド・アメリカン航空など米航空社の上海行き航空便である。デルタ航空は10便、ユナイテッド航空とアメリカン航空はそれぞれ6便が取り消しとなった。
CAACは、これら航空社の米国発旅客機の中から新型コロナウイルスによる感染者が出たことで、先のような措置をとったことが伝えられている。
来月4日の五輪開幕を控えている中国は、新型コロナの拡散を防ぐために超強力な防疫対策を実施している。
「香港当局も、新型コロナの高危険国家から出発した航空旅客機の香港国際空港経由を、今月15日から禁止する」とブルームバーグ通信が報道した。
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