毎月2,000万ウォンの借金に追われて極端な選択を試みる...4歳の子どもだけ死亡=韓国(画像提供:wowkorea)
毎月2,000万ウォンの借金に追われて極端な選択を試みる...4歳の子どもだけ死亡=韓国(画像提供:wowkorea)
債務によって一家が極端な選択を試みて、4歳の子どもだけ一酸化炭素中毒で死亡させた実母が実刑を言い渡された。

韓国チャンウォン(昌原)地裁は10日、債務によって家族で極端な選択をしようとして、4歳の子どもだけを死亡させた疑い(殺人)で起訴された実母A氏(47)に懲役7年を宣告したと明らかにした。また、A氏には児童関連機関での5年間にわたる就業制限命令も下された。

A氏は約4年前に知人から詐欺の被害を受けた後、債務返済に対する取り立て等に苦しめられ、昨年中旬には毎月返済しなければならない元利金だけで2,000万ウォン(約190万円)に達するに至った。

結局、A氏は夫と4歳の子どもとともに極端な選択をすることを決心した。

A氏は昨年6月14日、キョンサンナムド(慶尚南道)キメ(金海)の自宅で練炭に火をつけた後、家族とともに部屋で横になったが、4歳の子どもだけが一酸化炭素中毒で死亡した。

裁判所は「子どもは親から独立した人格体であるため、親が子どもの死を勝手に選択することはできず、親は子どもをよく養育する法的・倫理的義務がある」とし「被告人は上記のような義務を捨ててしまった」と指摘した。

一方、昌原地裁は同じ疑いを受けているA氏の夫B氏に対する裁判も別途進めている。


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