韓進の昨年の売上高が2.5兆ウォン、過去最大=韓国(画像提供:wowkorea)
韓進の昨年の売上高が2.5兆ウォン、過去最大=韓国(画像提供:wowkorea)
物流会社の韓進は2021年の暫定売上高が2兆5033億ウォン(約2410億2100万円)と前年比13%増加したと発表した。過去最大の売上高となる。

営業利益は前年と同様の1058億ウォン(約101億8660万円)を記録した。営業利益は上半期の410億ウォン(約39億4753万円)から下半期には648億ウォン(約62億3902万円)へと、60%近く上昇した。

上半期は一部宅配ドライバーのストライキや、宅配従事者の勤務環境改善といったコスト増加で収益性が減少したが、下半期にコスト削減と投資拡大を通じて経営効率を高めたという。また世界的な景気回復で港湾の貨物取扱量が増加し、コンテナターミナルの子会社の実績が大幅に改善した。

インチョン(仁川)空港のGDC(Global Distribution Center)を活用して、世界のEコマース(電子商取引)業者に当日配達サービスを提供するなど、GDCの設立効果も出た。

同社は昨年、事業の構造改革と経営強化を通じポストコロナ時代に先駆けた対応基盤を築くことで、Eコマース関連の能力強化と、共有価値の創造(CSV)活動および新事業の強化、インフラおよび自動化への持続した投資、ITシステムのアップグレードを通じたスマートビジネス環境構築に力を入れていた。


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