共和党所属のジム・ジャスティス ウェストバージニア州知事は6日(現地時間)記者会見を開き「『住民たちに対し、新型コロナワクチンの4次接種を始めることができるよう承認してほしい』と米疾病予防管理センター(CDC)に要請する」と明らかにしたことを、ニューヨークタイムズ(NYT)が7日報道した。
ジャスティス州知事は「4次接種を、50歳以上の成人と必須労働者たちにまず提供したい」とし「その場合、ウェストバージニア州が4次接種を始める最初の州になる」と語った。
また「オミクロン株により、想像を絶する多くの人が病院に殺到するだろう」として、「ブースター接種(追加接種)を接種しても、その数か月後には免疫力が弱まる」というイスラエルの予備調査の結果をその根拠にあげた。
ワクチン製造企業“モデルナ”のステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)も6日「時間が経つことでブースター接種の効果が低下するようだ」とし「ことしの秋以降、より多くの人に追加接種が必要となるかもしれない」と語った。
このことについてロシェル・ワレンスキーCDC所長は「接種資格の与えられた人のうち、ブースター接種を受けた人が約35%にすぎず、米国はブースター接種をより多くの人に接種することを優先して集中しなければならない」とし「今の我々の戦略は、4次接種をどうするかを考える前に、3次接種資格のある数千万人の保護効果を極大化させなければならない」と語った。
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