韓国で、新型コロナウイルス感染症のワクチン3次接種(ブースターショット)を終えた専業主婦が接種して2時間もしないうちに脳出血で死亡したという主張が提起された。遺族によると、亡くなった専業主婦のAさんは普段から基礎疾患はなく、元気だったという。
6日、大統領府の国民請願掲示板には「3次接種のブースターショットで家族を失いました」という請願が掲載された。自身を死亡したAさんの義弟と名乗る請願者によると、死亡したAさんは先月29日の午前11時ごろにブースターショットを接種した。
そしてAさんは午前に接種を終えて帰宅したが、午後2時ごろ、自宅に戻ってきた息子が揺り起こした時は既に反応がなく、その後、病院で死亡診断を受けた。請願人は「担当捜査官や病院側ではワクチン接種直後の1~2時間以内に死亡したと推定している。解剖の結果、基礎疾患がなかった義姉の死因は脳出血だった」と述べた。
Aさんはワクチンを接種して数時間後に突然死亡したが、ワクチン関連の死亡とは認められなかった。請願人は「誰が状況判断をしてもこれはワクチンのせいだというのは明らかなのに、何よりも悔しいのは脳出血だなんて…。健康に異常を感じていたなら、義姉はワクチンを接種するはずがない」と怒りをあらわにした。
続いて「家族を亡くして、とても悔しい。(普段)周りの人たちにも(ワクチンは)『当然、打たなければ』と勧めたのだが、ワクチンで家族を亡くしてみると、それらはすべて恨めしい」と付け加えた。
請願人は「ワクチンを接種するやいなや、このように死亡したのはニュースでも見たことがない。こうした事例さえ国が認めてくれないなら、どうして国を信じてワクチンを接種しろというのか疑問は消えない。誰かを恨み、誰かから慰めてもらえとでもいうのか」と指摘した。
また「(義姉は)ワクチンを打たなかったら生きていて、一緒に新年を迎え、正月を家族と一緒に過ごしていた。どうか国は、故人の死について悔しいと感じないようにしてほしい。国を信じた国民を裏切らないでほしい」と訴えた。
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