韓国「新型コロナ減少傾向だが、安心できない…距離確保の延長については来週決定」(画像提供:wowkorea)
韓国「新型コロナ減少傾向だが、安心できない…距離確保の延長については来週決定」(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局は新型コロナウイルスの感染拡大傾向はやや落ち着いたが、昨年11月、段階的日常回復(ウィズコロナ)開始当時と比べれば、依然として流行の規模や危険度が高いと述べた。

 イ・ギイル中央災難(災害)安全対策本部第1統制官は7日、オンライン定例ブリーフィングで「再び日常回復に向かうためには、現在の減少傾向にさらに拍車をかけ、流行の規模や重症者数をさらに減らす必要がある」と述べた。

 実際、段階的日常回復の直前1週間(2021年10月26日~11月1日)国内では1日平均1881.7人の感染者が発生したが、最近1週間(2022年1月1日~7日)には3651.6人とまだ2倍以上多い。重症者数も日常回復当時の昨年11月1日343人だったが、7日は839人と2.4倍だ。

 現行の社会的距離の確保措置は来る16日までだ。ただし、距離確保措置が延長される可能性も排除できない。イ統制官は「延長や調整に関して、新規感染者の規模や小商工人の意見などを検討する予定だ」とし「来週開かれる日常回復支援委員会を通じて、意見を集めていくつもの事項を考慮し、(距離確保の調整について)決定する」と述べた。

 これとは別に来る10日から大型スーパー、百貨店などにも防疫パス(接種証明・陰性確認)が適用される。イ統制官は「従来の防疫パスを延長する範囲内で危険度を考慮し、百貨店や大型スーパーに範囲を拡大した」と説明した。


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