キャンベル調整官は6日(現地時間)米シンクタンク“カーネギー国際平和基金”が主催したオンライン対談で、米中間の協力拡大による気候変動についてまず語った後、核不拡散について言及した。
キャンベル調整官は「イランそして北朝鮮との交渉において中国の役割は必須だ」とし「国際舞台で核不拡散の規範が維持されるようにすることにおいて、米中は利害が一致している」と説明した。
つづけてキャンベル調整官は、両国の相互利益に関する地域的事案に対する緊密な協議の重要性と、朝鮮半島の平和と安定維持を取り上げた。
キャンベル調整官は「我々は多様な分野で積極的に断固として競争しながらも、同時に中国と建設的で肯定的かつ生産的な論議を続けていく必要がある」と説明した。
キャンベル調整官はこの日、対北対応協力に関して詳細な説明はしなかったが、北朝鮮が2度目の極超音速ミサイルの試験発射をしたと主張している状況の中「対北対応のためには、中国の協力が必要だ」と強調したことが注目されている。
ジョー・バイデン米政権は中国との戦略的競争を対外政策における最優先順位に置きながらも、気候変動と北朝鮮などの領域においては中国との協力を模索してきた。
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