駐日米国大使、中国を強く警戒 「中国は”良い隣人”でもなければ、地域利益を発展させる存在でもない」=韓国メディア報道(画像提供:wowkorea)
駐日米国大使、中国を強く警戒 「中国は”良い隣人”でもなければ、地域利益を発展させる存在でもない」=韓国メディア報道(画像提供:wowkorea)
ラーム・エマニュエル新駐日米大使は赴任前のメディアインタビューで、中国に対する「警戒」を強めた。

 韓国メディア「newsis」によるとエマニュエル氏は、米ワシントンでNHKのインタビューに応じ、バイデン政権が「最大の競合国」と位置づける中国について、香港や南シナ海をめぐる問題に言及した上で「中国は良き隣人ではなく、地域の利益を発展させる存在でもない」と明かした。

 中国の影響力を念頭に置き日米関係について言及したエマニュエル氏は「2つの民主主義国家は共通の価値観を発展させるため重要な局面を迎えている」とし、日米の「関係強化」に力を入れることを改めて強調した。

 また、バイデン大統領から駐日大使への打診を受けたのは「政権発足前のおととし12月」としたエマニュエル氏は、「日本が重要な国だからという(理由)だけではなく、歴代の偉大な駐日大使の顔ぶれから非常に重責だと感じた」と話した。

 なお、エマニュエル氏は来る7日午前(日本時間)、オンライン形式で開かれる日米外交・国防長官(2+2)にも出席すると伝えられた。
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