北朝鮮が昨年9月に試験発射した新型極超音速ミサイル「火星8型」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が昨年9月に試験発射した新型極超音速ミサイル「火星8型」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮はきょう(6日)、前日午前にチャガンド(慈江道:北朝鮮の北中部に位置)一帯から日本海上に向けて発射した弾道ミサイルについて「極超音速ミサイルを試験発射した」と伝えた。

北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”は「朝鮮民主主義人民共和国の国防科学院は5日、極超音速ミサイルの試験発射を実施した」とし「労働党中央委員会の軍需工業部と国防科学部門の該当指導幹部たちが試験発射を参観した」と報道した。

つづけて「国防科学院は、試験発射でミサイルの能動区間における飛行操縦性と安定性を再確証し、分離された極超音速滑空飛行前頭部に新たに導入された側面機動技術の遂行能力を評価した」とし「ミサイルは発射後分離され、極超音速滑空飛行前頭部の飛行区間において、初期発射の方位角から目標の方位角へと120キロメートルを側面機動し、700キロメートル先に設定された標的に誤差なく命中した」と説明した。

また「冬という気候条件での燃料アンプル化系統に対する信頼性も検証された」とし「試験発射を通じて多段滑空跳躍飛行と強い側面機動を結合した極超音速滑空飛行前頭部の操縦性と安定性がはっきりと誇示された」と主張した。

朝鮮中央通信は「党中央は試験発射の結果に大きな満足を表し、該当国防科学研究部門に熱烈な祝賀を送った」と伝えた。

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