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韓国 けさのニュース(1月5日)
◇最大野党大統領選候補 きょう選対委解散を発表へ 保守系最大野党「国民の力」の大統領候補、尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が4日、自身の選挙戦を支える同党の選挙対策委員会を完全に解散する意向を固めたことが分かった。選対委をなくし、大統領選まで最小限の規模の選対本部のみを残す考えだ。金鍾仁(キム・ジョンイン)総括選対委員長は自動的に解任の手続きが踏まれることになる。尹氏は5日午前11時に党本部で記者会見を開き、自らの考えを発表する予定だ。◇与党大統領選候補 国家ビジョン・統合メッセージ発表へ 革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は5日、南西部の光州市内で開かれる国家ビジョン・国民統合委員会の会議に出席する。1980年の5・18民主化運動(光州事件)の関係者、労働者、文化人・芸術家、農民などの意見を聞き、国家ビジョン・統合メッセージを発表する予定だ。李氏とともに同委員会の共同委員長を務める党前代表の李洛淵(イ・ナギョン)元首相も会議に出席する。◇外貨準備高4631億ドル 2カ月連続で減少 韓国銀行(中央銀行)が発表した昨年12月末の外貨準備高は4631億2000万ドル(約50兆4678億円)で、前月末に比べ7億9000万ドル減少した。外貨準備高は昨年10月末に過去最高の4692億1000万ドルを記録。その後2カ月連続での減少となった。韓国銀行は、米ドル以外の外貨建て資産のドル換算額は増加したものの、外国為替平衡基金債券(外平債:外貨資金の需給調節を目的とした債券)の元利金の支払いなどで、全体では減少したと説明した。◇防疫パス導入まで5日 人員増など準備急ぐ流通業界 流通業界は、新型コロナウイルスワクチンの接種完了やPCR検査の陰性を証明する「防疫パス」の提示が10日に義務化されるのを前に、人員増などの準備を急いでいる。ワクチン接種率が既に90%を超えていることから防疫パスの適用による営業への打撃は大きくないとみているが、導入初期の現場での混乱や客の心理的萎縮の可能性を懸念している。百貨店や大型スーパーでは防疫パスのQRコード確認のため、出入り口に配置する店員をこれまでの1.5~2倍に増やすことを検討している。◇サムスン CESで有機ELの新ディスプレー初公開 サムスンディスプレーが、有機EL(OLED)を用いた「QD(量子ドット)ディスプレー」を米ラスベガスで開催中の世界最大のテクノロジー見本市「CES 2022」で初公開した。このディスプレーを搭載したサムスン電子のOLEDテレビの発売も迫っており、テレビ市場の勢力図の変化が予想される。サムスンディスプレーは、QDディスプレーは従来の有機ELパネルに比べ色の表現力、視野角、明暗比などで画質が優れており、実際に目で見る色に近い表現が可能だと説明した。