米、コロナ感染者が1週間で2倍増加…登校延期が続出(画像提供:wowkorea)
米、コロナ感染者が1週間で2倍増加…登校延期が続出(画像提供:wowkorea)
米国の学校が登校を延期している。オミクロン変異の拡散で、コロナの新規感染者数が急増しているからだ。

 3日(現地時間)、ロイターによるとここ数週間、米国の中で最も急速に感染者が増えているニュージャージー州は、オンライン授業を行った。ミルウォーキーの公立学校も4日からオンライン授業に切り替えると明らかにした。クリーブランドも同様で、デトロイトもひとまず今月5日までは教室での授業を中止した。

 今月5日から対面授業を予定しているワシントンDCの公立学校は、5万1000人に上る全ての生徒に対し、登校前にコロナの検査を義務化する方針を固めた。検査の結果をホームページにアップロードしなければならない。カリフォルニアでは公立学校の生徒に無料家庭用診断キットを配っている。

 すでに生徒を登校させている州もある。米国で最も学校が多いニューヨークは、計画どおり前日に教室での授業を行った。ただし100万人の学生がコロナの検査を受けた。1人でも陽性反応が出た場合、教室全体を隔離し、生徒は直ちに在宅授業へと転換する方針だ。ニューヨークのエリック・アダムス市長は「子供たちにとって最も安全な場所は学校の建物だ」と述べた。

 米食品医薬品局(FDA)は前日、12~15歳の子どもを対象にファイザーとバイオテックのワクチン3次接種を承認した。また、ブースターショットの接種可能期間を6か月から5か月へと短縮した。

 一方、ロイターの集計によると、米国のこの7日間の1日の平均感染者数は41万8000人で、先週に比べて2倍に増えた。入院患者数も同期間で40%増加した。ただし、死亡者数は1日1300人と集計されるなど、比較的安定した水準だと伝えた。
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