4日、自由アジア放送(RFA)によると、米国防総省報道官は3日(現地時間)、朝鮮戦争終戦宣言のための平和ムードづくりのために、米韓軍事演習を延期するのかという質問に「そうではない」と答えた。
これに先立ち、米韓国防部長官は先月2日、第53回米韓安保協議会(SCM)を通じて、今年上半期と下半期の2度にわたって連合指揮所演習を実施し、FOC(未来連合司令部の完全運用能力)評価も施行する方針で合意した。
米韓両国は昨年3月と8月の2度、米韓連合指揮所演習をそれぞれ9日間の日程で実施した。コロナの状況を考慮して演習規模を縮小し、FOC検証は進められなかった。
ただし報道官は、2度の演習がいつ始まるのか、コンピュータ模擬演習である連合指揮所演習のほかに野外実施機動演習が実施されるのかなど、具体的な演習日程は発表しないとした。
また米韓連合軍司令部(CFC)の規定に基づいて計画中および進行中の演習については言及しないとし、米韓合同演習は両国間の決定事項でどんな決定事項であれ相互合意を通じて行われると明らかにした。
しかし一部では、朝鮮半島終戦宣言などの現在の状況を考慮して、3月に予定されている米韓合同軍事演習を延期すべきだという声も出ている。
民主平統のイ・ソクヒョン首席副議長は先月21日、民主平統常任委員会の開会演説で「朝鮮半島終戦宣言のための平和ムードづくりのために、来年3月に予定されている米韓連合演習は、両国が延期宣言するのが望ましい」と述べた。
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