韓国　けさのニュース（１月３日）

◇「防疫パス」に６カ月の有効期限　きょうから　韓国で３日から、新型コロナウイルスのワクチン接種完了やＰＣＲ検査の陰性を証明する「防疫パス」に６カ月の有効期限が設けられる。防疫当局によると、２回目のワクチン接種（米ヤンセンファーマ製ワクチンの場合は１回）後、１４日が経過した日から１８０日（６カ月）が過ぎると防疫パスの効力が失われる。昨年７月６日以前にワクチン接種を完了し、まだ追加接種を受けていない人は、防疫パスの提示が必要な映画館や公演施設といった施設を利用することができない。一方、私的な集まりを最大４人に制限し、飲食店・カフェなどの施設の営業時間を午後９時までに短縮する現行の防疫措置は今月１６日まで延長された。◇文大統領が「新年の辞」発表へ　文在寅（ムン・ジェイン）大統領は３日午前に青瓦台（大統領府）で、国民に向け「新年の辞」を発表する。任期最終年となる２０２２年を迎え、国民統合と先導国家への飛躍を訴える見通しだ。南北関係改善の意志も示すとみられる。朴槿恵（パク・クネ）前大統領の特別赦免（恩赦）決定に対する言及があるかも注目される。◇冷え込む朝　中部内陸で氷点下１０度　３日は広く晴れた後、午後から次第に雲が広がる見通しだ。首都圏（ソウル市、京畿道、仁川市）と江原道の内陸部、山間部では夜、雪が降るところもある。降雪量は０．１センチ未満の予想。朝鮮半島中部の内陸部を中心に朝の気温が氷点下１０度以下まで下がり、冷え込みが厳しい。最高気温は１～９度と予想される。粒子状物質（ＰＭ）の濃度は大邱・慶尚南道で「悪い（高い）」、その他の地域では「良い（低い）」または「普通」レベルとなりそうだ。