1月10日から「デパート・スーパーに防疫パス適用」政府が準備状況確認=韓国(画像提供:wowkorea)
1月10日から「デパート・スーパーに防疫パス適用」政府が準備状況確認=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国では今月10日から、デパート・大型スーパーなどで、防疫パス(ワクチン接種証明・陰性確認制)が適用される。韓国政府は現場で防疫パス運用に支障がないようにするため、準備状況のチェックに乗り出す。

1日、産業通商資源部(経済産業省に相当)によると、今月(1月)4日、産業部は、大型流通店の防疫パス施行準備状況を点検し、遵守履行を要請する計画だ。

中央災害安全対策本部によると、今月10日から防疫パス義務化対象に、デパート・大型スーパーなど大規模店舗が含まれ、青少年防疫パスも、来年3月1日から施行される。

新たに防疫パス適用対象となった大規模店舗は、現在電子入店名簿を適用している施設で、デパートやショッピングモール、3000平方メートル以上の大型スーパーなどだ。これらの大規模店舗に入るには、ワクチン接種をQRコードなどで認証するか、未接種者の場合は、48時間以内に発行されたPCR検査陰性確認書を提出しなければならない。新型コロナ完治者や医学的理由などで防疫パスを適用されない例外者は、隔離解除確認書や例外確認書が必要である。

このような確認書がなければ、未接種者は大規模店舗を利用できない。QRコード確認をおこなわない小規模店舗、個人スーパー、コンビニエンスストアなどは対象ではない。

これは、一部で提起されていた公平性の問題を考慮したものである。政府が先月3日に発表した特別防疫対策では、防疫パス適用施設として飲食店、カフェ、塾など室内利用を全般的に拡大し、デパートやスーパーは含まれていなかった。

デパートや大型スーパーを対象とした防疫パスは、今月10日から施行するが、現場の混乱を最小限にするために、10~16日は試用期間に定めた。

クォン・ドクチョル中央災害安全対策本部1次長(保健福祉部長官)は「(2週間の社会的距離防疫措置を施行すれば)新型コロナ流行規模が3000~4000人水準に減り、重症患者も1000人以下に減少、病床も半分ほど余裕を持つことになる」と見通した。金首相は「(2週間後)防疫状況が安定すれば、措置の緩和など、積極的に検討する」と述べた。

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