中核事業となる団体給食と食材事業部門における新規受注量の拡大、取引先の発掘やコスト削減を通じた収益改善が、黒字達成をけん引した。
食品事業部門では、代理店および大型スーパーマーケットへの入店拡大に乗り出し、売上増加につなげた。米国やポーランド、ベトナムなど海外法人における団体給食数の増加と店舗開設で利益が大幅に増加した点も、黒字の主要因となった。
調理済み食品(HMR)もまた、黒字転換に貢献した。オンラインの「アワーホームモール」におけることしの売上高は前年比3倍近い189%増えたほか、同期間に新規加入した顧客数も約3.5倍(250%)増加した。
ク・ジウン副会長は就任後、物流センターと主要店舗を数回訪問するなど、現場経営を通じて同社の長所を確認すると同時に、非合理的かつ非効率的な要素を取り除き、早期の利益改善につなげた。
また「団体給食と食材事業の売上高にも品質がある」という哲学を持ち、売上高のみを高めようとする取り引きを一段階高めて、高齢者や患者向けなどのケアフードや顧客に合わせたソリューション、飲食サービスプラットフォームの多様化など、未来志向の高付加価値を創出するよう指示してきた。
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