27日オンラインコミュニティには、「天国の娘から来たメッセージ」という題名の文章が掲載された。娘がこの世を去ってから3年になる父親だと自身を紹介したAさんは、「言葉も話せない赤ちゃんだったのに、メッセージが来た」とし、「うれしくもあり、寂しくもなった」と、娘から来たメッセージを公開した。
メッセージには、「お父さん、携帯電話の画面が壊れたから修理をしていて、臨時の携帯電話を借りて連絡した。通話できないからメッセージを確認したら返事を送って」と書かれていた。これを見てAさんは連絡してみるように伝えると、発信者は、「口座の認証が必要なんだけど、お父さんはどこの銀行口座がある?残額がなくても大丈夫」と返事が来た。
Aさんはこの日、ある葬儀会社から5日後が娘の命日だという内容のメッセージを受け取っていたという。Aさんは、「あきれてしまい、保育園に通っている下の子に連絡してみるよう伝えると、返事も来た」とし、「スミッシングだった」と明かした。
また、「娘が生きていたなら、何でもしてあげたのに」とし、「携帯電話にカカオトークでも入れて海に投げてあげようか」と記した。そして、「医療事故により苦しんで天国に行ったが、悔しさも晴れない」とし、「娘を心から愛している」と気持ちをつづった。
金融監督院が9月に発表した「2021上半期ボイスフィッシング被害現況」資料によると、家族などの知人を装ったスミッシングの被害額は増加を続けている。ことし上半期のスミッシング被害額は468億ウォン(約45億円)で、昨年上半期と比べ165.4%増加した。
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