今年の廃棄物処理業の死亡者は28人、4年間の平均より47%増=韓国(画像提供:wowkorea)
今年の廃棄物処理業の死亡者は28人、4年間の平均より47%増=韓国(画像提供:wowkorea)
今年、韓国の廃棄物処理業の死亡者は28人発生したことが分かった。これはこの4年間の平均より約47%多い数字だ。

27日、雇用労働部によると、今年に入って20日までに廃棄物処理事業場で発生した事故死亡者は28人で、2017~2020年の4年間の年平均(19人)より47.3%増加した。類型別に見ると、‘設備点検などの作業での挟まり’が10人、‘作業中に落下’が5人、‘荷役車両などとの衝突’が3人、その他が10人だった。

雇用労働部は「廃棄物処理事業場で発生した死亡事故のほとんどは基本的な安全守則さえ守れば予防できる」と3大安全措置遵守を強調した。

3大安全措置は、▷整備・清掃・修理などの作業時には機械を停止、▷高い場所で作業したり墜落する危険のある場所を移動したりする際の安全な手すりの設置、安全帽の着用、▷ダンプトラック・掘削機・フォークリフトなどの荷役車両が移動する区間に作業指揮者を配置・労働者の出入り禁止などだ。

来年1月27日から施行される重大災害処罰法では、産業現場で労働者の死亡事故を防ぐための責任を果たさなかった事業主・経営責任者は処罰される。

キム・ギュソク産業災害予防監督政策官は「作業開始前には労使が共に自主点検表を活用し、安全措置を履行してほしい。政府は安全管理力が不足する中小企業の危険設備改善費用を支援する」と述べた。

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