朴槿恵氏の赦免、文大統領が「ひとりで孤独に決定」＝韓国大統領府が説明

韓国大統領府（青瓦台）のパク・スヒョン国民疎通首席は27日、ムン・ジェイン（文在寅）大統領によるパク・クネ（朴槿恵）元大統領の赦免決定について「ひとりで孤独に決定された」と明かした。

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　パク首席は同日午前、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」のインタビューに応じ、「（朴元大統領の赦免を）共に民主党のソン・ヨンギル代表やイ・ジェミョン（李在明）次期大統領候補、または参謀らと話し合って決めたのではなく、自ら決定した」と伝えた。

　パク首席は、文大統領による赦免決断の背景について「統合、国民和合、そして新型コロナウイルスなど厳しい現実を考えたとき、本当に未来に向かって大胆に進むべき新たな動力をつくらなければならない状況」とした上で、「朴元大統領の健康問題と4年9か月の服役、このような点を総合的に考慮した」と説明。

　また、イ・ミョンバク（李明博）元大統領が赦免から免除されたことについては「パク・ボムゲ（朴範界）法相が説明した通り、朴元大統領とは内容が異なり、国民感情も異なる」と回答した上で、「李明博元大統領側は残念な気持ちでいるかもしれないが、それは国見に対して残念に思うのと同じ。問題に対する態度は、国民に対する態度と常に一貫していなければならない」と述べた。