26日、法務部によるとチョ・グク元法務部長官の妻であるチョン教授は24日、チョ元長官とソウル中央地裁で開かれた公判に出席し、ソウル拘置所に戻る途中で倒れた。
脳しんとうと診断されたチョン教授は現在、外部の病院で治療を受けている。ただし、新型コロナウイルスの状況を鑑み家族を含めて拘置所の面会が制限されている。
24日、ソウル中央地裁刑事合意21-1部審理で開かれたチョン教授とチョ元長官の公判では「助教のキム某氏が任意提出した東洋大休憩室のPC、キム・ギョンノクが任意提出したチョ元長官の自宅書斎のPC、チョ元長官の息子のPCから出てきた証拠は全て証拠として採択しない」と明らかにした。
裁判部は、該当証拠の収集過程が違法であるため証拠能力を認めることができないという判断を下したことになる。
これに対し検察は、「講師休憩室のPCは所有者(チョン元教授)が所有権を事実上放棄したもの」とし「チョン・ギョンシムは本人の事件において、そのPCを使用したことがないと強く主張した。あとからチョン・ギョンシムが使用したものだから証拠として認めろと事実上不可能なことを言われたら、捜査機関が果たして権利を保障できるのか納得しがたい」と抗議した。
一方、弁護側は「チョン・ギョンシムは所有権を放棄したことはない」と反論している。
裁判部は検察が提出する異議提起書面を詳しく検討した後、再度結論を明らかにすることにした。
チョン教授は業務妨害や文書偽造、資本市場法違反など15件の容疑で起訴され、1・2審共に懲役4年が宣告され、収監中だ。
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