チェ・ジョン の最新ニュースまとめ
韓国のチェ・ジョンゴン(崔鍾建)外務第1次官と中国外務省の楽玉成(らくぎょくせい)副部長はきのう(23日)、オンラインによる中韓外交次官戦略対話で、中韓関係と朝鮮半島問題、地域・国際情勢など両国間における相互の関心事について協議した。
中韓外交次官戦略対話が開かれたのは、2017年6月の北京対話以降4年6か月ぶりである。
韓国外交部(外務省)は「双方は、首脳・高位級の交流が両国関係の発展において重要だという認識で一致し、新型コロナウイルス感染症による困難の中でも対面・非対面など多様な方式で戦略的疎通を今後も続けていくことに合意した」と伝えた。
これは、新型コロナ事態により習近平中国国家主席の訪韓がなかなか実現しない状況の中、オンライン首脳会談の可能性もあり得ることを示唆したものとみられる。
また今回の戦略対話では、北京冬季オリンピックについても意見が交わされた。
楽副部長は、北京五輪の準備状況を紹介した後「成功的な五輪開催のために努力していく」と伝えた。
これにチェ次官は、2018年のピョンチャン(平昌)・2021年の東京・2022年の北京とつづく北東アジア地域でのリレー五輪の重要性を評価し「今回の北京五輪が防疫・安全・平和の五輪として成功することを願う」と伝えた。
韓国は、米国の主導する「北京五輪外交的ボイコット」の参加に関しては「検討しない」という立場である。
それ以外にも韓国外交部は、朝鮮半島問題について言及し「双方は、終戦宣言を含めた朝鮮半島平和プロセス再稼働のための協力方案について意見を交換した」と伝えた。
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