中国国務院は23日の記者会見で、北京冬季五輪の感染症対策について説明。その中で、韓副主席はオミクロン株の流行が全世界の状況に不確定性をもたらしているとした。
韓副主席は「北京冬季五輪の期間中には、世界各国から大勢の選手たちが北京に来訪するため、一定数の感染者が出る可能性が高い」としながら、「すべての五輪関係者は中国訪問の少なくとも14日前にワクチンの接種を終えていなければ、隔離免除の対象としない。だから、関係者は新型コロナウイルスのワクチンを必ず接種してほしい」と述べた。
また、韓副主席は「五輪関係者は社交活動を最小限とし、常にマスクを着用し、できるだけ三密を避けなければならない。関係者は中国滞在期間中、呼吸バルブのついていない『N95』『KN95』『FFP2』などの基準に相当するマスクを常に着用しなければならない。手洗い・消毒を徹底し、できるだけ消毒液を使用するべきだ。選手の応援に際しては、マスクを外して歌ったり叫んだりしないようにしてほしい。できるだけ共用の物品を使わないようにし、どうしても使う際には消毒をしてほしい。部屋は定期的に換気し、室内の空気を入れ替えるようにしてほしい」などと話した。
さらに、韓副主席は「外国から来る五輪関係者や彼らと直接接触する中国国内のスタッフは、毎日健康チェックとPCR検査を行わなければならない。彼らは五輪専用車両でのみ指定場所を往復することができる。関係者以外の人と接触してはならない」とした。
その上で、「北京冬季オリンピック・パラリンピックの期間中、関係者には毎日PCR検査を受けてもらう。もし陽性判定が出たら、隔離措置または治療を受けなければならない。また、設定された濃厚接触の基準に従い、感染者の接触者を割り出し、感染症の拡大を予防していく」と強調した。
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