日本で新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の変異株「オミクロン」の地域感染が相次いでいる。
NHKは23日(きょう)、京都府が府内在住の20代女性がオミクロン株に感染したことが確認されたことを明らかにしたと報道した。
報道によると、この女性には海外旅行歴はなく、感染経路も把握されていない。京都府は「地域感染と見なされる」と明らかにした。
これに先立ち、22日(きのう)には日本の第2の都市である大阪府で家族3人と10歳未満の子ども1人の合計4人がオミクロンに感染した。彼らも海外から入国した経歴がなく、感染経路は不明だ。
大阪府の吉村洋文知事はこの日、家族3人は「市中感染(地域感染)に該当すると見ている」と述べた。
保健当局は疫学調査を進め、濃厚接触者の把握を急いでいる。
家族のうち、30代男性が18日に「体調が良くない」と話し、その後別の2人も症状を感じて新型コロナの診断検査を受けた。教師であるこの男性が勤める学校と子どもが通う児童施設は一時閉鎖された。
彼らは現在、軽症の状態で、病院に入院している。
日本のオミクロン株の感染者数は80人ほどで、これまでは全員が海外滞在歴のあるケースだった。地域感染の事例は大阪府の事例が初めてだ。
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