コロナ予防接種対応推進団(推進団)は23日「オミクロン変異拡散など、防疫状況と国内外の研究動向を参考にし、ブレイクスルー感染者の3次接種の必要性について綿密にモニタリングする」と明らかにした。
防疫当局は、ブレイクスルー感染者の場合、自然免疫を獲得し、未接種者より感染予防力が伸びたと見て、3次接種を勧告していない。
3次接種率は、基本接種から3か月が過ぎた18歳以上の一般成人に接種対象を拡大した後、早い速度で高まっている。
この日午前0時現在の3次接種者数は累計1370万9545人となった。全体人口比26.7%、60歳以上人口比64.9%が3次接種を終えている。
週別に見ても、3次接種件数は急激に上昇している。12月の1週目は110万2000人あまりに止まったが、2週目は239万6000人あまりと2倍以上に増えた。前週の3週目は再び518万1000人と大幅に増加した。
年齢別の3次接種率(接種間隔を満たして接種可能な人数対比実際接種人数)を見ると、80歳以上が86.0%で最も高かった。続いて70代83.3%、60代65.6%、30代46.6%の順だった。
政府はこれまで12月を高齢層の3次接種集中期間と定め、60歳以上は事前予約がなくても、ただちに接種を受けられるようにするなど、高齢層の3次接種を積極的に誘導してきた。
これにより療養病院・療養施設における集団感染が減少し、全体感染者のうち60歳以上の感染者の割合は小さくなっている。60歳以上の感染者は、11月の3週目に全体の35.7%に達したが、先週は30.5%と5%ポイント以上減少した。
政府は12月末までは高齢層への集中接種期間を維持し、来年1月からは60歳以上の高齢層も事前予約に基づいて接種するようにする方針だ。12月までは予約日から2日過ぎた後から接種可能だが、来年1月からは予約日から7日以後に接種日を設定できる。
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