「国民の力」中央選挙対策委員会のキム・ウンヘ(金恩慧)報道官はこの日、論評を通じて「今日、李在明候補が某テレビ番組に出演し、故キム・ムンギ氏について、『城南市長在職当時は知らなかった。知ったのは京畿道知事になってからで、裁判を受けたときだ』と明らかにした」とし、「李候補が記憶を取り戻せるように」と2枚の写真を公開した。
金報道官は「この写真は2009年8月26日、城南市プンダン(盆唐)区ヤタプ(野塔)3洞の住民センターで撮ったものだ。李候補が共同代表だった城南政策研究院が主催したセミナーに、故キム・ムンギ氏を招待し討論した」と紹介した。
続いて「それでも思い出せないのなら、比較的最近の写真をお見せしたい」とし、「2015年城南市長時代、オーストラリアとニュージーランドの視察に、当時城南都市開発公社事業1チーム長だった故人が、李候補に随行した」と指摘した。
金報道官は「随行人が誰なのか尋ねることも、知ろうともしないで、11日間も一緒に回る海外出張はない」とし、「故人は、李候補が『タングン(檀君)以来最大の功績』と言ったテジャンドン(大庄洞)開発事業で、『ファチョンデユ(火天大有)』を開発管理会社に選んだ。市長の命令に忠実な人だった」と一撃を加えた。
また、「不利になると、力のない部下は知らないふりするリーダーを、最後の瞬間まで悩んだ死者に背を向ける指導者を、果たして国民が選択できるだろうか」とし、「不便な記憶を消したからといって、大庄洞の真実は隠せない」と強調した。
金報道官は「特検を実施しなければならない明確な理由が、もう一つできた」とし、「故人を知らないと言ったことに説明を求める」と述べた。
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