文大統領、新任大使に各国の防疫対策と被害補償対策の報告を要求＝韓国

ムン・ジェイン（文在寅）大統領が21日、新たに赴任する大使たちに「各国がどのような防疫対策を立て、コロナ封鎖による小商工人の被害を補償するためにどのような対策を講じているか、参考になる情報があれば報告してほしい」と述べた。

文大統領はこの日午後、16カ国の新任大使に信任状を授与した後の懇談会で「韓国と駐在国間の人的交流、経済的交流強化のために努力してほしい」と伝えた。

また「国家運営で外交が占める比重がもっと大きくなり、新任大使の役割がもっと重要になった」とし「コロナに模範的に対応してきた韓国と情報を共有しようとする国家が増え、経済力だけでなくソフトパワー、軍事力など総合的な観点から外交的需要が増えた」と述べた。


最近、グローバルサプライチェーンが重要になったが自由経済に委ねられていたグローバルサプライチェーンが外交領域に入ってきているとし、海外依存する生活用品、原料や部品、中間財に対する市場状況に変化の兆しがあれば迅速な報告を要求した。

文大統領は「来年は中南米諸国とは国交樹立60周年、中央アジア諸国とは国交樹立30周年を迎える年であるだけに両国間の人的交流を活発にし、友情を堅固にする機会にしてほしい」と、韓国と駐在国間の人的・経済的交流強化のための努力を強調した。