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収監中の朴槿恵前大統領 入院延長
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル拘置所に収監されている朴槿恵(パク・クネ)前大統領(69)が来年初めまで入院先のサムスンソウル病院で治療を受ける。法務部が20日明らかにした。 朴氏は先月22日に同病院に入院。約1カ月の予定だったが、病院側の所見により、さらに6週間以上の治療が必要と判断されたという。 外部の病院に入院した収監者の退院の時期は、担当医の所見を参考に当局が決める。 特別赦免(恩赦に相当)や刑の執行停止などにより出所しない限り、朴氏の退院は早くても来年2月ごろになる見通しだ。 朴氏は2017年3月31日に拘束されてから、数回にわたり肩や腰の治療を受けている。今年の初めには新型コロナウイルス感染者と濃厚接触し、ソウル聖母病院に入院。陰性と判明したが、20日間治療を受けた。今年7月にも肩の手術の経過観察や腰痛の治療のためソウル聖母病院に入院し、約1カ月治療を受けた。 最近では精神的な症状に関する診療も受けたことが分かったが、具体的な病名などは公開されなかった。 収賄罪や職権乱用罪などに問われた朴氏は今年1月、大法院(最高裁)で懲役20年の実刑判決が確定した。