新型コロナ流行の危険度は11月第4週(同月21日~27日)から4週連続で「非常に高い」を維持している。
首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)と首都圏以外のいずれも最高段階と評価され、首都圏では11月第3週(同月14~20日)から5週連続で、首都圏以外では先週(12月5~11日)に「中間」から「非常に高い」に引き上げられてから2週連続で最も高い段階となっている。
中央防疫対策本部は「首都圏で医療対応能力が限界を超過した状態が続いており、首都圏以外でも限界に近づいている状況だ」と説明した。
首都圏の重篤・重症患者向け病床の使用率は12月第2週の85.9%から第3週には86.5%に、同期間の首都圏以外の病床使用率は68.5%から72.6%にそれぞれ増加した。
一方、先週の1日当たりの平均感染者数は6866人で、直前の週(6068人)から798人増と急増傾向が続いているが、入院患者数は5623人から5417人に小幅減少した。
これについて、中央防疫対策本部は60歳以上への3回目のワクチン接種率が上昇した影響だと分析している。
60歳以上への3回目の接種率は54.8%と、前週の31.4%から大幅に上昇した。
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