白馬高地での遺骨収集(資料写真)=(聯合ニュース)
白馬高地での遺骨収集(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は20日、朝鮮戦争戦死者の遺骨収集事業で今年見つかった370柱の遺骨の「奉安式」を国立墓地の国立ソウル顕忠院で執り行った。 国防部の遺骨発掘鑑識団、陸軍と海兵隊の部隊は今年3~11月、戦地だった41カ所で遺骨の収集にあたった。370柱のうち64柱は、当時の激戦地で現在は南北軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)に位置する矢じり高地と白馬高地の韓国側地域で見つかった。 式典には金富謙(キム・ブギョム)首相をはじめ、国防部や国家報勲処など関係官庁の関係者が出席した。 遺骨は国防部遺骨発掘鑑識団内の遺骨保管所に保管される予定だ。  遺骨収集事業は朝鮮戦争勃発から50年となる2000年に始まった。これまでに韓国軍戦死者の遺骨は約1万2000柱見つかっている。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40