洪楠基氏(資料写真)=(聯合ニュース)
洪楠基氏(資料写真)=(聯合ニュース)
◇政府 来年の経済政策方向きょう発表  政府は20日午後、2022年の経済政策方向を発表し、来年の国内外の経済状況に基づく政策の大枠を提示する。国内総生産(GDP)成長率や雇用、消費者物価上昇率に対する政府の見通しも示す。このほか、新型コロナウイルスによる被害の復旧と未来成長エンジンの確保に向けた政府の政策構想も盛り込む。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は、16日の非常経済中央対策本部の会議で「政府は来年、韓国経済の完全な正常化、先導経済への確実な飛躍を目標とする経済成長方向を準備中だ」と述べ、来年の経済成長率目標は3%台前半になると予告した。◇不動産公示価格制度改善へ きょう政府・与党が協議 政府と与党「共に民主党」は20日午前、国会で不動産公示価格関連の制度改善に関して協議する。住宅価格が上昇を続けるなか、現政権による公示価格正常化への取り組みに対する制度補完策を議論するとみられる。政府と与党は現在、不動産公示価格を市場価格に合わせて調整し、財産税など実際の課税は今年の公示価格を基準として算出する方策や、財産税の据え置きに合わせて公示価格正常化率の目標を1年程度先送りすることなどを幅広く検討しているとされる。来年3月の大統領選に共に民主党から出馬する李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は18日、「住宅価格の暴騰による負担をそのまま国民に転嫁するのは公正ではない」とし、「困難に直面する市民経済を考慮し、公示価格関連の制度を全面的に再検討する」との考えを示していた。◇大企業トップの世代交代加速 役員昇進人数20%増  企業分析研究所のリーダースインデックスが韓国の30大企業グループのうち、来年の定期人事を発表した18グループの状況を調査した結果、役員昇進者の数は社長団が56人、副社長以下が1774人の計1830人と、今年に比べ304人(19.9%)増加した。なかでも社長団の昇進人数は2018年に61人、19年に56人、20年に44人、21年に38人と減少を続けていたが、22年の人事では56人と大幅に増加した。リーダースインデックスは「3・4世による経営体制が本格化する中、社長団を大幅に入れ替えて体制を強化し、経営刷新を図っているものとみられる」と分析した。◇全国的に曇りで暖かい天気に PM濃度上昇 週明けの20日は全国的に曇りで暖かくなる。朝まで首都圏南部、江原道の内陸・山間部、忠清道で小雨や雪が降るところがありそうだ。最低気温は中部地方で前日より5~10度高く、南部では前日並み。昼からは全国的に暖かくなり、最高気温は8~14度まで上昇する見通しだ。粒子状物質(PM)の濃度は首都圏、江原道西部、世宗市、忠清北道、忠清南道、全羅北道、大邱市で「悪い(高い)」、その他の地域では「普通」レベルと予想される。
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