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韓国 けさのニュース(12月17日)
◇あすから私的な集まり4人まで 飲食店・カフェなど時短 新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受け、政府は18日から防疫対策を強化する。中央災難(災害)安全対策本部によると、来年1月2日までの16日間、全国で私的な集まりの人数が最大4人に制限される。これまではワクチンの接種歴に関係なく、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)は6人、首都圏以外の地域では8人まで集まることができた。また、飲食店とカフェの営業時間は午後9時まで、映画館や公演施設、インターネットカフェなどは午後10時までに短縮される。先月から始まった「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」は中断されることになる。◇韓米が経済協議会 供給網再編など議論へ 韓国と米国の外交当局が17日にソウルで、高官級の経済協議会を開催する。韓国外交部の崔鍾文(チェ・ジョンムン)第2次官と米国のフェルナンデス国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)がそれぞれの首席代表として出席し、▼供給網(サプライチェーン)▼科学技術と人的資本の強化▼インフラ▼ワクチン・保健▼気候変動・エネルギー▼開発――などについて話し合う。◇食料品・工業製品が相次ぎ値上がり 公共料金は? 年末年始を控え、食料品と工業製品が次々と値上がりしている。各地で高病原性鳥インフルエンザが発生している影響で、卵の小売価格は16日の時点で1年前より14.6%高い。外食のフライドチキンやハンバーガー、加工食品なども値上げの動きが見られる。また、原材料価格が上昇しているほか、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の広がりが供給網の混乱を長期化させる恐れがあり、自動車や給湯器などの工業製品の値上げが始まろうとしている。都市ガスと電気料金も値上げ圧力が強く、政府の来週の発表が注目される。◇海外派遣部隊の追加接種 韓国からのワクチン空輸を検討中 軍の海外派遣部隊に対する新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースターショット)を巡り、国防部が韓国からのワクチン空輸を検討していることが分かった。軍関係者によると、対象は清海部隊(アフリカ東部ソマリア沖に派遣中)と東明部隊(レバノンの国連平和維持軍)、ハンビッ部隊(国連の南スーダン派遣団)の3部隊で、国防部は現在、疾病管理庁と協議を進めている。当初は現地での接種や任務交代時期の前倒しなども検討していた。◇済州の沖合でM3.2の地震 14日の余震か 気象庁は、17日午前6時22分ごろ、南部・済州道西帰浦市の西南西38キロの海域でマグニチュード(M)3.2の地震が発生したと発表した。震源地は14日にМ4.9の地震が起きた地点(西帰浦市の西南西41キロ)と近く、余震が起きた可能性がある。