在宅治療者の対面診療センター21か所追加=韓国(画像提供:wowkorea)
在宅治療者の対面診療センター21か所追加=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国政府は在宅治療者を対面診療する医療機関を21か所さらに拡充することにした。

 中央災難(災害)安全対策本部は15日、このような内容の新型コロナウイルス在宅治療案を発表した。現在、新型コロナウイルスの在宅治療者の対面診療を担当する短期・外来診療センターは全国に13か所ある。21か所が追加で運営されると、計34か所に増える。これとは別に29の医療機関と短期・外来診療センターの設置を協議している。また、新型コロナウイルスの重篤・重症者の発生を最小限に抑えるため、国産抗体治療薬「レッキロナ」を処方する機関も拡大する。

 現在、主に入院患者に限り、抗体治療薬を投与できたが、治療薬の処方機関を生活治療センター、療養病院、一般病院、短期・外来治療センター、高齢者療養施設などに増やすということだ。ただし、現在も医療スタッフの判断により、短期・外来診療センターや療養施設では抗体治療薬を処方することができる。

 中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は「今後も在宅治療者や療養施設入所者などを対象に、抗体治療薬を積極的に投与して、軽症と無症状者の症状悪化を最小化する」と述べた。


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