米国務省のホセ・フェルナンデス経済成長・エネルギー・環境担当次官が就任後初めて訪韓する(画像提供:wowkorea)
米国務省のホセ・フェルナンデス経済成長・エネルギー・環境担当次官が就任後初めて訪韓する(画像提供:wowkorea)
米国務省のホセ・フェルナンデス経済成長・エネルギー・環境担当次官はきょう(15日)の午後、就任後初めて訪韓する。フェルナンデス次官は2泊3日にわたって、企画財政部(財務省に相当)・産業通商資源部(経済産業省に相当)など韓国政府の高位関係者たちと次々と協議し、サプライチェーン(供給網)・インフラ協力などを話し合う予定である。フェルナンデス次官は日本への訪問後、韓国を訪れる。

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フェルナンデス次官は、企画財政部のユン・テシク国際経済管理官(次官補)・産業通商資源部のパク・チンギュ第1次官など経済における高位当局者たちと協議する。また、外交部(外務省)のチェ・ジョンムン(崔鍾文)第2次官とは、同日ソウルで開かれる “第5次米韓合同経済フォーラム”の開会式で対面する。

2日目の午前にはチェ第2次官と、米韓高位級経済協議会およびその後の午餐まで行なうことになっている。またそれ以外にも、建設・インフラ関連の企業との対面が調整中であることが伝えられている。

米国務省のフェルナンデス次官が、このように交渉相手である外交部だけでなくそれ以外の省の関係者や企業とまで次々と会うのは、それほど外交舞台で「経済」が重要になったということを示唆している。フェルナンデス次官は今回の訪韓期間、米国を中心としたサプライチェーンの改編と投資協力・科学技術・新型コロナウイルス感染症ワクチンのパートナーシップ・気候変動などをテーマに協議するものとみられる。米国が推進しているサプライチェーンの改編とインフラ投資協力には、対中けん制の性格も含まれていることから、韓国政府の対応が注目される。

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