今回締結した共同行動計画は、今年5月にハノイで締結された「韓国政府とベトナム社会主義共和国政府との気候変動に関する基本協定」に続く措置だ。両国環境省間の気候変動に関する協力事項をより具体化して、履行約定としてまとめた。
同計画は2050年まで炭素中立を実現し、2030年まで国の温室効果ガス削減目標(NDC)を達成するため、両国の気候変動に関する協力を強化することが目的になっている。
両国はまず廃棄物のエネルギー化、水上太陽光の設置および環境にやさしい水力発電など、環境分野全般において温室効果ガス削減協力事業を開発・推進することにした。さらに、ベトナムの温室効果ガス排出リスト(インベントリー)の測定・報告・検証に関する力量を強化するために支援する。また、グリーン政府開発援助(グリーンODA)事業を開発するなど、ベトナムの気候変動にも援助することを約束した。
また、両氏は炭素価格制など両国の気候変動に対応する政策を共有し、生物多様性の保全に向けて環境への協力も強化することにした。さらに、今回の共同行動計画には両省庁間で合同実務団を結成し、定期的に協力事項の履行や点検をすることも含まれている。
韓氏は「この日の気候変動に関する共同行動計画の締結は、11月の『国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)』で妥結した、パリ協定第6条の履行規則を具体的に実現するための最初の約定」という点を強調し、「両国間の自発的協力を基に気候危機を克服する、共生の見本になることを期待する」と述べた。
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