韓国の重症者906人、死亡者94人で「過去最多」…午前中に防疫パス適用について発表

韓国の新型コロナウイルス感染による入院中の重症者と死亡者は14日午前0時基準でそれぞれ906人と94人で、再び過去最多を記録した。新規感染者は週末の総検査数減少の影響で2日連続5000人台である5567人だった。普段の平日の数値に戻る15日から感染者は7000～8000人台に増加するものとみられる。

防疫当局はきょう、前日の防疫パス適用の拡大と関連した混乱の原因を説明する。きょうも防疫パスを適用するかについては11時前後に発表する。疾病管理庁によると、前日のシステム障害は電子ワクチン接種証明書のサーバーを運営するKTDSクラウドセンターのサーバー運営上の問題により発生したと伝えられた。

中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は5567人と集計された。国内発生の感染者は5525人、海外流入の感染者は42人で、累積感染者は52万8652人だ。

国内のオミクロン株感染者は海外流入2人、国内感染3人の5人が増え、累積119人を記録した。

入院中の重症者は906人で過去最多となった。死亡者も94人で過去最多を記録した。累積死亡者は4387人（致命率0.83%）だ。

全国の重症者専門病床（以下、13日午後5時基準）は1288床中1053床（81.8%）が使用中だ。首都圏の重症者病床は827床中713床（86.2%）が稼働中だ。一方、在宅治療の対象者は2万5846人だ。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、新たな1次ワクチン接種者が7万5009人で累積4304万967人、累積接種率は83.8%を記録したと明らかにした。新たに2次接種を終えた人は6万1673人で累積4175万6446人、81.3%だ。新たな3次接種者は75万9587人で累積711万9948人、13.9%だ。