輸入物価、7か月ぶりに下落…消費財は依然上昇=韓国報道(画像提供:wowkorea)
輸入物価、7か月ぶりに下落…消費財は依然上昇=韓国報道(画像提供:wowkorea)
国際原油価格が11月に入り下落傾向を示し、輸入物価が7か月ぶりに下落に転じ、前年同月比の上昇幅も鈍化した。しかし、消費財は価格上昇の勢いに歯止めがかからず、物価上昇は続くものとみられる。

韓国銀行が14日に発表した「11月輸出入物価指数」によると、今月の輸入物価は前月に比べ0.6%下落し、4月(-0.2%)以降7か月ぶりに下落に転じた。輸入物価の上昇率も前年同月比35.5%で、前月(36.3%)よりも鈍化した。 輸入物価は5か月連続で上昇していたが、11月に入り上昇幅が縮小した。

輸入物価の上昇傾向を鈍化させた要因は国際原油価格だ。韓国が主に輸入しているドバイ原油は、11月は月平均1バレルあたり80.30ドルと、前月(81.61ドル)に比べ1.6%下落した。ただし、前年同月に比べると84.9%高く、上昇幅は依然として高い。

原材料は前月に比べ1.2%下落した。中間材は1次金属製品、石炭及び石油製品を中心に0.3%下落した。石炭および石油製品は前月に比べ0.8%下落し、3か月ぶりに下落に転じた。資本財は前月に比べ0.5%下落した。 反面、消費財は0.2%上昇した。

前年同月比で見ると、原材料は11月に79.1%上がり、10月(88.5%)に比べ鈍化した。しかし中間財と資本財は前年同月比で10月の29.0%から11月には29.9%へと上昇幅が大きくなった。消費財は前年同月比で6.3%から8.2%へ上昇幅が拡大した。消費財物価が引き続き上昇していることを考慮すれば、物価上昇は続いていくものとみられる。消費財の中で携帯電話は前年同月に比べ7.0%上昇し、グラフィックカードは前月に比べ2.8%上昇した。

韓国銀行の関係者は「国際原油価格など原材料価格の下落で輸入物価が1次金属製品を中心に下がったが、今のところ輸入物価の上昇傾向が止まりそうかどうか判断しにくい」と語り、「原油価格は12月に入り下落傾向を示しており、原材料価格も下落しているが、引き続き見守る必要がある」と述べた。

輸出物価も前月に比べ1.0%下落し、12か月ぶりに下落に転じた。上昇率も25.5%と、前月の26.1%より上昇の勢いが鈍化した。

原油価格の下落を受け、石炭や石油製品、電子機器や光学機器などの価格が下がった。これに対し、工業製品は前月に比べ1.0%も下落した。主力輸出品目である半導体は横ばいで推移した。農林水産品も前月に比べ2.1%下落した。
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