この女性のせいで大騒ぎ?…ショッピングモールに実際に登場したバーチャルヒューマン=韓国報道(画像提供:wowkorea)
この女性のせいで大騒ぎ?…ショッピングモールに実際に登場したバーチャルヒューマン=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「バーチャルヒューマンが『本当に』ショッピングモールに現れた?」

 モニターとスマートフォンの中にだけ存在していたバーチャルヒューマン(仮想人間、Virtual Human)たちが現実の空間にまで進出してきている。メタバース、拡張現実(AR)などの技術をバーチャルヒューマンと組み合わせ、バーチャルヒューマンと実際に一つの空間にいるような気分を感じさせるものだ。一部では現実の空間にモニターを設置して実際の人々と対話しながら「人」がする仕事を行っているバーチャルヒューマンも存在しており、バーチャルヒューマンの活動領域が現実世界にまで広がっている。

 バーチャルヒューマンは今年の“胎動期”を経て、来年からは現実世界を行き来する、本格的な“成長期”に入る見通しだ。社会のさまざまな分野でバーチャルヒューマンと出会うことになるものと見られる。

 12日の業界によると、最近、シンガポールのショッピングモール「フナンモール(Funan Mall)」にバーチャルインフルエンサーが登場して大きな話題になった。シンガポールのIT企業である「CGIテクノロジー」が開発した「Rae(レ)」という名前のバーチャルヒューマンの女性である。ショッピングモールのキャンペーンを広報するために導入された「Rae」は、ショッピングモールを具現したメタバース空間に入ると、まるで同じ空間の中にいるように客を歓迎する。

 フナンモールの関係者は「ショッピングモールの訪問客が現実と仮想空間を繋ぐ魔法のような経験を楽しめるように今回のイベントを企画した」と説明した。

 バーチャルヒューマンを現実に引き入れようとする試みは今回が初めてではない。日本では「Ameri VINTAGE(アメリヴィンテージ)」というアパレルブランドがバーチャルヒューマン「アデラ」を社員として投入した。売場内のモニターを通して製品情報やファッションアドバイスなどを提供する役割を果たしている。

 次世代型エンターテイメントテクノロジーカンパニー「NOBORDER.z」は「Kanon(カノン)」という名のバーチャルヒューマンインフルエンサーを今年9月に世界的なファッションショー「ミラノファッションウィーク」で披露した。来年のミラノファッションワークではバーチャルヒューマンモデルだけが登場する新しいメタバースファッションショーも開かれる。

 バーチャルヒューマン情報サイト「バーチャルヒューマンズ」によると、全世界に登録されたバーチャルヒューマンの数は12月基準で187人だ。これは今年10月の122人と比べて、65人が増加したことになる。3次元仮想世界メタバース技術競争が本格化するにつれ、バーチャルヒューマンの数は今後さらに大きく増える見通しだ。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 84