業務協約の締結式の様子(WT提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
業務協約の締結式の様子(WT提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】テコンドーの国際競技団体であるワールドテコンドー(WT、本部ソウル)が11日までにオリンピックスポーツとしてのテコンドーの存続と未来のために専門企業と業務協約を締結した。WTと協約を結んだのはテコンドー競技中継の多角化を図るMBC C&I、東京五輪に360度映像判定システムを提供した4D REPLAY、イベント企画や運営代行を行う株式会社ユビスポ(テコンソフト)、HKエンタープロの4社。これらの企業は、WTが推進する新たなテコンドー競技リーグ「WTオクタゴンダイヤモンドシリーズ(仮称)」の開発と運営を担うことになる。  テコンドーは2000年のシドニー五輪で正式競技として採用後、今年開催された東京五輪までオリンピックスポーツの地位を維持してきた。24年のパリ五輪、28年のロサンゼルス五輪でも正式競技として実施される予定だ。 五輪スポーツとして地位を確立したが、単調な競技方式などが面白みに欠けるとの批判も受けていた。 これに対し、WTは東京五輪・パラリンピック終了後に競技規則改善委員会を立ち上げ、視聴覚効果に優れた新たなテコンドー競技の開発を進めてきた。 オクタゴンダイヤモンドシリーズをその第一歩として、▼人工知能(AI)動作分析・トラッキングによる新たな中継放送グラフィックシステムの構築▼360度カメラを利用した仮想現実(VR)放送コンテンツの制作▼オクタゴンダイヤモンド競技場を利用したダイナミックなテコンドー競技の開発▼正確な得点判定システムの構築――などを目標に競技を開催する。 同シリーズのコンセプトは、来年1月6日以降に予告映像として公開される予定だ。
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