記者会見するロセルタレス事務局長(左)=14日、ソウル(聯合)
記者会見するロセルタレス事務局長(左)=14日、ソウル(聯合)
2012年国際博覧会の開催地決定まで70日余りを残す中、全羅南道・麗水が開催地にふさわしいとのメッセージを内外に伝える目的で開かれた第2回麗水エキスポ国際シンポジウムが、ソウルでの2日間の日程を終え14日に閉幕した。

地球温暖化と「生きている海、息づく沿岸」をテーマに進められたシンポジウムには、海外から博覧会国際事務局(BIE)代表ら200人以上が出席した。参加者は15日に麗水に移動して博覧会の予定地などを視察し、16日に帰国する。

ロセルタレスBIE事務局長はこの日、シンポジウムを総評する記者会見を開いた。麗水が国際博覧会の開催地に選ばれるために準備すべき点を問われ、「麗水はもっと開かれなければならない。訪問者と参加者を受け入れる準備をし、それに合った環境も作るべき」と答えた。麗水が博覧会開催に向け熱意を示し続けることが重要で、他の国ともうまくつきあっていくべきとアドバイスした。この5~6年麗水を訪れてきた経験からすると、麗水は発展を続けており、ますます開放され、より多くの人々が英語で話していると感じたという。

続けて、「国際博覧会が麗水という一都市の関心事案ではなく、国家的なプロジェクトで、テーマも国際的な関心を集めることができる内容だとわかった」と述べた。

シンポジウムに対しては、緊急に解決すべき地球温暖化問題に注目させ、先進国からも良い反応が得られたと評価している。 

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